ルポタジェ

いろいろな店に行ったが、一番のお気に入りといったら、たぶん、ルポタジェだと思う。
国道48号線愛子バイパスから少し上がった住宅街にある小さな自宅兼レストランで、ザオウメッツの片平シェフが独立して開いた創菜欧風料理の店だ。

昼は、菜園野菜のオードブル、ポタージュ、肉料理、デザート、コーヒー、パンのＡランチが1998円、肉料理が魚料理にかわったＢランチが2052円、ほかにメインが野菜のサラダランチ1890円がある。
自家栽培の新鮮な野菜、新鮮な肉と魚、素材にはこだわっているが、めちゃくちゃ高いものを使っているわけではない。ランチでも１時間半はかかるゆったりした時間、一品ずつ運ばれてくる。好み次第なので合わない人もいるだろう。ただ、一度、シェフの料理を食べると、みためもよいが、野菜と肉や魚とそして絶品のソースの絶妙なハーモニー、そして料理への情熱に魅了されてしまう。そんなお店だ。

毎月行っているが、2014年８月のメニュー。

緑も濃い季節、庭の花もきれいに咲いていた。
 
窓も明るく、高台からの緑も鮮やか。
店内は、そこそこの広さだが、テーブルも８卓程度でゆったりめ。

いつも通りだが、Ａランチ1998円、Ｂランチ2052円。

まずは、共通の前菜、菜園野菜のオードブル。
一口オードブルだけだったのが盛り合わせになっていた。
そうめんかぼちゃのゼリーは大根みたいしゃきしゃきあっさり、コリンキーもあっさり、ひんやり食べやすく、うまうま。
茄子のグラタンはでかくてジューシー、ミートソース系が入って、合う。
ヤングコーンひんやり、トウモロコシも甘い。
最初からしっかりしている。
 
共通の本日のポタージュ。
じゃがいもの冷たいスープは、濃いめも飲みやすく、ひよこ豆など入り、ガラムマサラで味付け、うまうま。

パンは、一人半分だけど、大ぶりだし、みしもっちりでなかなか。
希望すればお代わりはもらえるけど、メインも含め量が多いので十分。
 
Ａはお肉で、米国産四元豚ロースのシソとトマトのチーズ焼き バルサミコ酢の温かいドレッシング。
豚肉は大ぶりでほくほく、野菜とチーズも合い、濃いけど食べやすいソースもしっかり、とてもうまかった。
ポテトチップはかりっと、野菜のブーケも新鮮でしゃきしゃき。
 
Ｂは魚で、ポアレした北海道産夏鱈と紫じゃがいも（シャドークイン）のグラチネ バーブ風味 魚介のトマトソースと共に。
タラは表面グラタン風でこんがりこってり、中はほくほくで味わいあり、紫いもとトマト系の濃いソースも合い、とてもおいしかった。
小さな貝状のパスタのコンキリエッテはもっちり、ハーブとパン粉とオイルも合う。
にんじん、シカクマメ、カブ、キャベツ、タマネギもゆでたり炙ったり、甘みがある。ブーケも。
 
デザートは共通で、木苺のアイス、蔵王の桃のゼリー、コンポート、紅茶のゼリー、桃のブラマンジェ、ベリー、クッキースティックなどのパフェ仕立てで、ほどよくすっぱ甘くいろんな風味が混ざって、とてもうまい。
食後はコーヒーか紅茶で、コーヒーは濃いめていねい。
塩サブレは１個ずつ、さくさく香ばしい。

しめて1時間20分ほど、今月もルポタジェを満喫した。
前菜も凝っていて、盛り合わせになったし、スープもパンもしっかり、メインはさすがの素材と組み合わせとソースのハーモニー、デザートも手が込んでいて、しめのお菓子とコーヒーまでていねい。
ちょっとスローフードではあるが、この値段でこれだけの内容のあるお店はそうないだろう。毎月、かわる楽しみもある。
更に、夜のおまかせディナー5832円は、おそるべきコースでもある。

片平シェフ、玉井パティシエール、がんばりすぎだ。やさしいしね。
宮城に住んでいて、ルポタジェにめぐりあえて本当によかったと思う。
やはり、ルポだけは通い続けたい。シェフ、よろしくお願いします。

http://lepochef.com/
ルポタジェ
宮城県仙台市青葉区栗生一丁目23-13
022-392-0588
ランチ11:45～14:30ラストオーダー13:45
ディナー18:00～21:45ラストオーダー20:00
木曜日休み
駐車場あり

いつも満席が多いので予約は必須。


2006年8月 初めてのルポ、11月 二回目
 
初めて行って、他とは違う美味しさにびっくり。二回目で とりこ。
http://plaza.rakuten.co.jp/keptkun/diary/200805130001/


2007年7月と8月のAランチとBランチ
 
久しぶりに行ったが、やっぱり美味しかった。
http://plaza.rakuten.co.jp/keptkun/diary/200805130002/

ルポタジェ（クリスマスディナー2007）
 
ディナーは少し豪華においしく。
http://plaza.rakuten.co.jp/keptkun/diary/200805130000/

2008年1～4月のAランチとBランチ

1月は、若鶏のガランティーヌが絶品で驚いた。
 
2月は、国産牛ミンチを包んだ豚肩ロースのポーピエットがすばらしかった。
 
3月は、白身魚と小エビのフラン、白魚のせ、トマトとサフランのクリームソース、カダイフのガレット添えがおいしかった。

4月は、デザートがすごかった。
http://plaza.rakuten.co.jp/keptkun/diary/200805140000/

2008年5月のAランチとBランチ
 
国産豚もも肉のカツレツは美味、スズキと紋甲烏賊のソテー シューケース詰めは絶品だった。
http://plaza.rakuten.co.jp/keptkun/diary/200808020000/

2008年6月のAランチとBランチ
 
タマネギづくしのミートローフ と 魚介のカイエットと銀鮭のポアレとサフラン風味の新にんにくのピューレ、どちらもおいしかった。
http://plaza.rakuten.co.jp/keptkun/diary/200808020001/

2008年7月のAランチとBランチ
 
国産豚肩ロースのチーズ焼きピッツア仕立て と アイナメのポアレとじゃがいものニョッキ。どちらもやっぱりおいしかった。
http://plaza.rakuten.co.jp/keptkun/diary/200809150001/

2008年9月のAランチとBランチ
 
豪洲産牛粗びきのハンバーグと秋鮭ときのこの入ったマッシュポテト包み焼き。どちらも相変わらずとてもおいしかった。

2008年10月のAランチとBランチ
 
サクランボのリカーで煮込んだポークスペアリブ、じゃがいもと魚介のフランと鯵のリゾット風グラタン仕立て。どちらもすばらしい味とボリュームだった。

2008年11月のA,Bランチ、クリスマスランチ

11月は、国産豚のルーラルド、トラウトサーモンのポアレ、新そばのクレープ。とてもおいしい。

クリスマスランチは、海老と白身魚のブーダンすごい、牛すね肉のブランケットもとてもおいしい。

2009年1～4月のA、Bランチ

1月は、豚肩ロースの網脂包みがすごく、寒鱈の白菜の包み焼きもとてもよかった。

3月は、牛肉のステックアッシェ、ノルウェーサーモンの片面しっとり焼き、とてもおいしい。

4月は、ポークフィレのハムとチーズのせ焼き、魚介達の春キャベツ包み焼き、とてもおいしかった。

2009年6～9月のA、Bランチ

6月は、鶏モモ肉のトマトソース煮込みはほろほろしみて、すずきのゴマ風味焼きは風味よく、とてもおいしい。

7月は、鶏のローストとササミのサックリパン粉焼き添え、白身魚のベーコン巻きムニエル、とてもおいしい。

8月は、鶏もも肉のソテー、トラウトサーモンの茄子包み、とてもうまい。

9月は、豚肩ロースのあつあつマッシュポテト包み焼き、メカジキの香ばしいパン粉焼きと魚介のガレット添え、とてもうまい。

2009年10～12月のランチ

10月は、子牛すね肉とごぼうの煮込み、インカの目覚めのピューレで包んだ秋鮭とエビのムース、とてもおいしい。

11月は、白菜と国産豚肩ロースのルーランド、秋鮭と魚介のフワフワフラン、とてもおいしい。

クリスマスランチは、合鴨とガチョウのフォアグラのソテー、魚介達のパイ包み、とってもおいしい。

2010年1～3月のAランチとBランチ

1月は、鶏もも肉のローストと冬野菜の洋風茶碗蒸し、白身魚のカツレツ、とてもおいしかった。

2月は、カテキン豚のローストはとてもうまく、魚介の白菜包みはすばらしい。

3月は、小エビのムースを詰めた鶏胸肉のトマト煮込み、サーモンのミキュイと帆立のムース、とてもおいしい。デザートもすごかった。

2010年4～6月のAランチとBランチ

4月は、三元豚バラ肉のコンフィーとてもうまい、スズキのローストとてもおいしい。デザート絶品だった。

5月は、牛肉のケバブとカレーソース、キャベツに包んだ魚介達のポーピエット、すごかった。ミルフィーユも。

6月は、鶏もも肉のポアレうまうま、銀鮭と白身魚のオープン焼きとてもおいしい。フォダンショコラ絶品。

2010年7～9月のAランチとBランチ

7月は、豚肩ロースと夏野菜の入ったポーピエットとてもおいしく、銀鮭のアーモンド風味焼きとてもうまい。

8月は、牛モモ肉と豚肩ロースのミートローフ、鮮魚のムニエル、とてもおいしかった。

9月は、森林鶏のガランティーヌとてもうまく、秋鮭と魚介のポーピエットとてもおいしい。
　　

2010年10～12月のランチ

10月は、牛もも肉のステックアッシュとてもうまく、ガレットと魚介のソテーと海老のブータンはとてもおいしかった。

11月は、豚肩ロースともぎたて白菜のルーラルドはサクランボリカーソースで絶品、白身魚のベーコン巻きと大根のムニエルとてもうまい。　　

クリスマスランチは、鱈のブランダード、コクレ（軍鶏）の２つの調理、すごかった。

2011年1月のランチと冬のディナー

1月は、鶏胸肉のやわらか仕立てはとてもおいしく、トラウトサーモンの瞬間燻製は絶品。

冬のディナーは、ホタテとオマール海老のすり身、日高見牛のステーキ、絶品。ディナーも早く来ればよかった。

2011年2～5月のランチ

2月は、豚もも肉の粗びきクレピネット包み焼き、イナダと大根のムニエル、とてもおいしい。
3月は大震災で休業。

4月は、豚肩肉の煮込みとてもうまく、海老のフワフワプリンと真鯛のポアレ パイサンド仕立てはとてもおいしい。

5月は、牛もも肉の粗びき春キャベツ包みと鶏もも肉がすごく、すずきのポアレもとてもうまい。

2011年6～7月のランチと夏のディナー

6月は、牛すね肉と新じゃがのポ・ト・フ、トラウトサーモンと魚介のポーピエット、とてもおいしい。

夏のディナーは、ズッキーニとトマトの冷製スープ絶品、子羊のローストとてもおいしい。

7月は、鶏胸肉の焼きとうもろこし詰め、トラウトサーモンと紋甲いかのカイエット風、とてもおいしい。

2011年8～10月のランチ

8月は、豚肩ロース肉の夏野菜のせチーズ焼き、白身魚のベーコン巻きムニエル、とてもおいしい。

9月は、骨付き鶏もも肉の煮込みすごい、秋鮭で包んだ海老のムースとてもおいしい。

10月は、牛粗びき肉のフランス版ハンバーグ、秋鮭のグラチネと秋鮭の腹身ときのこのカネロニ、とてもおいしい。デザートもすごかった。

2011年11～12月のランチ

11月は、四元豚のΔＴロースト、魚介達のもぎたてはくさい包み焼き、とてもおいしい。

クリスマスランチは、きのこと海老のフラン トリュフ添えが絶品、牛ほほ肉赤ワイン煮込みもすごい。

2012年1～2月のランチ、冬のディナー

1月は、白菜で巻いた豚肩ロースのロースト、タラのベーコン包み、とてもおいしい。

冬のディナーは、メカジキの煮込みとオマールエビの巻物、ジャガイモとフルムダンベールとクルミのキッシュ、とてもおいしい。デザートも。

2月は、鶏胸肉の低温調理、サーモンと海老の取り合わせ、とてもうまい。デザート最高。

2012年3～5月のランチ

3月は、豚肩ロースのハム仕立てのグリルとてもおいしい、魚介達のパートブリック包みすごい。

4月は、地中海風牛肉のケバブ絶品、春野菜と海老のふわふわムースとスズキのローストもすごい。

5月は、鶏胸肉の柔らかジューシー真空低温調理、魚介達の春キャベツ包み焼き、とてもおいしい。

2012年6～7月のランチ、夏のディナー

6月は、豚肩肉とさくらんぼのソース、金華鮭とほうれん草と白身魚のテリーヌ仕立て、とてもおいしい。

7月は、鶏もも肉のロースト、夏鱈と夏野菜ディップのライスペーパー包み焼き、とてもうまい。

夏のディナーは、トラウトサーモンのサラダ２つ凄く、和牛のロティもすごい。でざーとも。

2012年8～10月のランチ

8月は、四元豚ロースのチーズ焼きしそ風味、トラウトサーモンと夏野菜達のアンサンブル、とてもおいしい。

9月は、牛粗挽き肉のパートブリック包みとてもおいしく、鮭のポアレとてもうまい。デザートも。

10月は、豚肩ロースと根菜ピラフのポーピエット、蕎麦のシーフードガレット、とてもおいしい。

2012年11月のランチ、クリスマスディナー

11月は、豚バラ肉のフライパン焼きとてもうまく、魚介達のもぎたてはくさい包みローストとてもおいしい。

クリスマスディナーは、冷製ブイヤベース サーモンとフェンネルのパルメザン焼き、七面鳥ときのこのテリーヌ トリュフ風味、オマール海老とリドヴォーのフリカッセ パイサンド、絶品。

2013年1～2月のランチ、冬のディナー

1月は、四元豚ロースのポアレとてもうまく、タラのベーコン巻きとてもおいしい。

冬のディナーは、カキのスフレ、子羊のソテー、デザートが絶品。

2月は、鶏胸肉の柔らか仕立てとてもおいしく、タラのパネソテー絶品。

2013年3～5月のランチ、テイクアウト

テイクアウトは、賄いミートソース、家飲み用オードブル９品盛り合わせ、とてもおいしい。

3月は、キャベツで包んだ魚介達のヴァプール、牛もも肉の粗挽きステックアッシェ、とてもおいしい。

4月は、豚肩肉のトマト風味煮込み、サーモンのミキュイ、とてもおいしい。

5月は、鳥もも肉のソテーとてもうまく、銀鮭のジャガイモムース包みのヴァプールとてもおいしい。

2013年6～8月のランチ

6月は、四元豚ロースのポーピエット、タラのアーモンド揚げ香草風味、とてもおいしい。

7月は、牛もも肉の粗挽きパートブリック包みとてもおいしい、スズキのオリーブオイル焼きと秋刀魚のつくねとてもうまい。

8月は、四元豚ロースと夏野菜のチーズ焼き、タラのポアレとシンシアポテトの煮込み、とてもうまい。

2013年9～11月のランチ

9月は、鶏もも肉のマスタードパン粉焼き、秋鮭包み、とてもおいしい。モンブランすごい。

10月は、牛もも肉の粗挽きパネソテーとてもおいしく、魚介のカイエットと秋鮭と小エビのソテー入りそば粉のガレット絶品。

11月は、豚肩肉のフランス産シードル酒煮込みとてもおいしく、白身魚のベーコン巻きムニエルとてもうまい。

2013年クリスマスランチ

鯛かまのクロメスキが絶品、鶏もも肉のコンフィーとアメリカンドッグとてもうまかった。

2014年1月のAランチとBランチ

鶏胸のパネソテーはとてもうまく、白身魚のベーコン巻きムニエルはとてもおいしい。

2014年2月のディナー

真鯛の瞬間燻製、宮城県産和牛ランプのロースト、どれもとてもおいしい。

2014年3、4月のAランチとBランチ

3月の豪州産牛もも肉と国産豚のミートローフ、海老のポアレと魚介のカイエットを詰めたコンキリエはとてもおいしい。

4月の米国産若鶏骨付きもも肉の軽い煮込み、白身魚のムースプリン＆パネフリットは、とてもおいしい。

2014年5、6、7月のAランチとBランチ

5月の国産豚肩肉のコンフィー、石巻産復興金華銀鮭の蒸し焼きは、とてもおいしい。

6月の追加の前菜、初夏野菜のガスパチョ、年々アレンジされてとてもおいしい。

Ａのブラジル料理フレンチスタイル、フィジョアーダ、アホイス、パステウ、すごかった。

Ｂの市場からの白身魚のポアレととてもおいしかった。

７月の宮城県産森林鶏のガランテーヌ、市場からの白身魚のポアレ、とてもうまい。

2014年8月のAランチとBランチ


米国産四元豚ロースのシソとトマトのチーズ焼き、ポアレした北海道産夏鱈と紫じゃがいものグラチネ、とてもうまい。前菜が盛り合わせになった。

2014年9、10、11月のAランチとBランチ

9月の四元豚ロースのシソとトマトのチーズ焼き、鮭のゴマ風味焼きは、とてもうまかった。

10月の牛もも肉の粗挽き詰めキャベツ包み焼き、魚介達のソテーとそば粉のガレットは、とてもおいしい。

11月の四元豚のもぎたて白菜巻きロースト、トラウトサーモンの瞬間燻製、とてもおいしい。

2014年クリスマスディナー

シャモとフォアグラのガランティン、オマール爪のクロメスキ添え、ヴェリーヌ、絶品。

現在、できるだけ毎月ルポ、継続中。。